湯婆婆は夏木マリさんだと思ってたら朴璐美さんでちょっと嬉しかった。朴璐美さんは声は知ってたけどご本人は写真でしか見たことなかったから、実際に観てみたかったんだよね。
といっても、あのメイクではご本人を観られたという感じはしないけど
あのファンタジーな世界をCG無しにどうやって実写でやるんだろうかと思ったけれど、演技といい演出といい、めちゃくちゃ再現度高くてびっくりしました。
萌音ちゃんはほんっとに千尋まんま。よく研究しているな、と思ったのが、仕草とか行動の癖とかが完璧。特に、ハクに手を取られて逃げる時の走り方。少しのけぞるようにして走るアニメそのままのフォルムで走っているのがすごかった。あれ、シルエットだったらアニメと見分けつかないかもってくらい。
ただ、ハクと一緒に飛ぶシーンは、人が担ぎ上げていて、そこはワイヤーアクションで演って欲しかったなあ、と思ったけど、やっぱりフライングだと難しいのかなあ。萌音ちゃん、体は軽くて柔らかそうだから可能な気がするけど。(まあ、無理は言わない) でも、人が担ぎ上げて……だと、他のシーンに比べてやっぱり演出的な質が落ちていた気がする。
演出が特に秀逸だったのは、電車のシーン。あれは舞台ならでは、といった感じだった。
しかし、ほんとにあまりにも再現度が高過ぎて、逆にアニメが観たくなってしまった。(笑) 以前、ディスクに落としておいたのがあるはずなんだけど、探すのがめんどくて観てないけどね。(;^_^A
そのうち見つけたら観たいと思います。
ちなみに、私が一番好きなジブリ作品は、「コクリコ坂から」と「ハウルの動く城」です。実写化は……「コクリコ坂から」の方なら観てみたいかなあ。(キャスト次第か)